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脳科学者の中野信子氏「場の流れが分からない」子ども時代回想 脳科学の道に進むきっかけ明かす


脳科学者の中野信子氏が「徹子の部屋」に出演し、子ども時代の経験や脳科学の道を志した理由を語った。中野氏は、幼少期に大人たちに真面目な話題を持ちかけた際、大笑いされたことがきっかけで、人と違うことを感じていたと明かした。しかし、それが脳科学を学ぶ動機となり、周囲との違和感を克服する過程で自身の価値を見出したことを述べた。また、「変なままで生きていい」との信念が自身に大きな転機を与え、他の人々にもそのままで価値があることを伝えたいと語った。

脳科学者の中野信子さん(2014年撮影)

脳科学者の中野信子氏が30日、テレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜午後1時)に出演。子ども時代を回想し、脳科学の道を志したきっかけを明かした。

中野氏は小学校入学前、ロッキード事件の話を大人にしようとしたところ大爆笑されたと明かし「子どもはこういうこと言っちゃいけないんだと、悲しいというか切なくなった」と回想。「何で子どもだと話しちゃいけないんだろうと思いましたし、じゃあ何歳になったらいいのかな」と思ったといい、自身は「場の流れがよく分からない子どもだった」と振り返った。母親もそんな中野氏を心配していたといい「こんな子どもになっちゃって、将来大丈夫なのかなって思った節がいっぱいあるんでしょうね」と推察した。

MCの黒柳徹子(91)から学校での様子を聞かれると、中野氏は「お友達もあんまりいなくて」。クラスメートらは優しくしてくれたものの「おかしな子を扱う」ような優しさだったといい「深いコミュニケーション」が取れたかは分からなかったという。中野氏は周りとの違いを「みんなが持っている台本のようなものが私だけなくて、舞台に上がっちゃったみたいな」と表現。「早く台本を身に付けなきゃなと思って、脳の勉強するしかない」と思い立ち、脳科学の道に進んだと明かした。

その後、黒柳が「思って、おできになったんですか」と尋ねると、中野氏は「解決できなくても、生きてていいんだって思えたのが良かったと思います」と回答。黒柳も「そうですね、私もそう思います」と同意した。

続けて中野氏は「変なままで生きていいんだと思えたのは、すごく大きな転換点」だったとして「もし他の方も逡巡されているとしたら、あなたもそのままでも全然その価値は損なわれないと言いたい」と話した。

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