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認知症の母を介護する岩佐まりアナ「新しい認知症観」に思い訴え「怖くないとは言えないです」


フリーアナウンサーの岩佐まりが、自身のブログで「新しい認知症観」についての考えを述べました。日本で認知症基本法が制定され、「認知症でも個人として希望を持ち、自分らしく暮らせる」という新しい考え方が広がっています。しかし、岩佐は自身の母の重度の認知症を経験し、「認知症は怖い病気で、治療薬が必要」との思いを正直に訴えました。また、すべての認知症患者が適切なケアを受けられるよう家族や医療介護従事者が認知症について学ぶ必要性も指摘し、「新しい認知症観」に介護力の強化を望みました。岩佐は母の介護をしながら子育ても行っています。

岩佐まりのインスタグラムから

フリーアナウンサー岩佐まり(41)が30日までに自身のブログを更新。「新しい認知症観」について私見をつづった。

岩佐アナは「日本で認知症基本法が制定されて『新しい認知症観』という言葉が生まれました」と書き出し「認知症になったら何もできなくなるのではなく、認知症になっても一人ひとりが個人としてできることや、やりたいことがあり、住み慣れた地域で仲間などとつながりながら、希望をもって自分らしく暮らし続けることができるという考え方なんです」と「新しい認知症観」を説明した。

続けて「最近、この新しい認知症観をよく耳にします。認知症当事者の認知症になっても人性終わりではない、認知症になっても怖くない そんな想いが込められていてとても素敵な考え方なのですが」とつづり「認知症は必ず進行する病気で母のように重度の認知症になった人には住み慣れた地域で…仲間と…自分らしく…と言われてもピンとこないんです」と打ち明けた。

さらに「寝たきり、喀痰吸引、胃瘻にまでなった母を見て認知症は怖くないとは、言えないです。認知症は怖い病気です。早く治療薬ができてほしいです」と正直な思いを訴えた。

また「軽度の認知症から重度の認知症までの人、すべてが認知症と闘う人です。軽度の認知症の方だけの想いばかりではなく、重度の認知症の人が適切なケアを受けられるように家族や医療介護従事者が、認知症について学ぶ機会を増やし、言葉が発せられなくなっても、本人の意思を代弁していく介護力の必要性などを新しい認知症観に追加して欲しいです」とし「母のために母と同じように苦しんでいる人のために『新しい認知症観』がよりよいものになっていってほしいです」と願った。

岩佐アナは子育てをしながら、要介護5、認知症の母の介護をしている。

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