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乙武洋匡氏「世襲議員ってズルくない?」の疑問に回答「批判は多いんですけど…」「改革は必要」


作家で「都民ファーストの会」の顧問を務める乙武洋匡氏が、インスタグラムで世襲議員の問題について意見を述べた。世襲議員は選挙区での地盤、知名度、資金力などを継承しやすく、選挙で有利とされる。この現象は特に自民党に多いが、乙武氏は、法律上は問題ないが「選挙で有利すぎるのでは」と疑問を呈した。彼は改革の必要性を訴え、親の選挙区からの出馬禁止のような規制を提案。また、フォロワーに対して改革案への意見を求め、自ら候補者になることも選択肢として提案した。

乙武洋匡氏=24年4月

地域政党「都民ファーストの会」の顧問を務める作家の乙武洋匡氏(49)が29日、インスタグラムを更新。世襲議員をめぐる問題に言及した。

乙武氏は「世襲議員ってズルくないですか?」との疑問に答える動画を公開。「結構、皆さんから批判は多いんですけど、法律上はアリとされています」と切り出した。

世襲政治家は、親族が築いた選挙区での地盤(組織力)や、看板(知名度)、カバン(資金力)といった選挙で当選するために必要とされる、いわゆる“三バン”と呼ばれる要素を継承できることから有利とされるが、「とはいえ憲法で職業選択の自由というのが認められているので『あなたは世襲だから選挙には出られません』とはできないんです」と説明した。

また、自民党に世襲議員が多いとの指摘に「そうなんですよ。あるデータによると小選挙区で受かった自民党の政治家は約3分の1が世襲というデータもあるので有利ですよね」とうなずき、「もちろん良い部分もあって、若いころから(政治家の)お父さんお母さんの秘書をやってきた、なんていう方も多いので政治の世界のことをよくわかっているとか、選挙に強いので国民に反対されるような政策にもちゃんと取り組めるという利点もあるんですけど」とした上で、「とはいえ選挙で有利すぎやしないか、という声があるのも事実なんです」とした。

世襲の問題について「改革は必要だと思っていて、例えば親の選挙区からは出ちゃいけないとか、それぐらいの縛りをかけることは可能だと思う」と乙武氏。フォロワーにも改革に関する意見を求めつつ、「皆さんがぜひ立候補していただいて世襲議員に勝っていただくというのもアリかなと思います」と呼びかけた。

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