
パティシエの鎧塚俊彦氏(59)が29日、インスタグラムを更新。大阪・関西万博や東京ディズニーランドなどの利用をめぐる懸念事項を記し、問題提起した。
鎧塚氏は「先日訪れました万博やディズニーランド、共にとても楽しく過ごす事が出来ました」と満喫したことを報告するとともに、「しかし気になる事がございます」と切り出し、「入園もその後も携帯でアプリなどを上手く活用すると大変便利なのですが逆に依存し過ぎている怖さがあります。この状況に年配の方々は『ついてこれて居ないのでは?』という怖さです。現に私にもかなりハードルが高かったです」と、マップ機能や待ち時間などの情報が集約された公式アプリについて言及した。
「万博もディズニーランドも老若男女が楽しめるコンセプトの筈」と指摘し、「それが若い世代に助けを借りないと入園出来ない、もしくは入園しても十分に楽しめない様ではいけないと思います」とピシャリ。「『新幹線券売機』を活用出来ずに減らされた『みどりの窓口』に長蛇の行列ができる問題なども同じだと思いますが、出来る人間だけが便利な世の中を追求するのでは無く、そうでは無い人達をどう救い上げるかも十分に考慮した世の中を私自身も含めて考え実現していきたいですね」とつづった。