
ミュージシャンのGACKTが28日、X(旧ツイッター)を更新。自身の電車恐怖症についてつづった。
「番組で【電車恐怖症】ということを告白したのだが、それには原因がある。学生の頃、電車を使うことはもちろんあった。夏の暑いある日、夕方の満員電車に乗った時のことだ」と書き出した。
「身動きが取れないほど人に溢れていた車内で、吊り革を両手で持ってなんとか姿勢を保っていた。目の前には40代ぐらいのボディコン・キレイ風な女性がこちらを向いて立っている。体がびったり密着した状態で、その女性の胸元はかなり広く、正直、目のやり場に困っていた。血気盛んなオトコにはかなりキツい」と記述。
その当時の状況を克明につづった。「何故かその女性は小声で『アツい、、、』と言いながら胸元をパタパタと開く。『勘弁しろよ、、、』と思いながら目線がそちらに行かないように顔をあげていると、股間にコンコンとその女性の手が当たる。『オイオイ、、、』と思いながら少し腰をくねらすと何故かその手がついてくる。しばらく経つともあからさまに触り始めてきた。『ふざけんな!』と心では思っているが、残念ながらカラダは違うリアクション。よくわからない怒りが込み上げてきた」と描写。
続けて「彼女の手を取って『なにやってんだよ!』と言おうと思った瞬間にふと頭によぎった。もし、この状況で彼女の手を掴んだ瞬間に、『きゃーっ、痴漢!』と叫ばれたらどっちが痴漢と思われるだろうか?間違いなくボクの方。そんな考えがよぎった瞬間にボクの戦いは終わった」とつづった。
「次の最寄り駅までなされるがまま、やられたい放題、そんなボクの顔を見ながら彼女はニヤニヤしていた。駅に到着して扉が開きすぐに降りた。そして、膝から落ちた。心は下向き。だが、下半身は上向き。なんとも言えない複雑な敗北感が襲ってくる。これを機に電車に乗るのをやめた。17の出来事だ」と回顧。
最後に「初めて女性に負けたバッドメモリアルデーとなった。きっと同じことを経験したことがあるヤツ、絶対いると思う!」と締めくくった。
GACKTの投稿に対し「これ、ちょっとおもしろ目に?書いてるけどめちゃくちゃトラウマだと思うよ。これだけ鮮明に覚えてるんだからそれだけの傷ってこと。今更どうしようもないから余計に思い出すとイライラするだろうし ほんと許せない。でも、その女はどこかでまた犯罪をしてひどい目にあってるはず」「現在50代のGACKTさんの17歳の頃のお話。その女、当時既に40歳くらいとなると今は80歳近く? 晩節を汚しながら生きているのでしょうか」「この回、今でもおぼえてます。。。その時も今も、こんな話をしてくれて、本当にありがとうございます こんなことがGACKTさんや他の人に起こるなんて、本当にかなしいです!」などと書き込まれていた。