英サッカー界の元スーパースターで、MLSインテル・マイアミCFの共同オーナーを務めるデビッド・ベッカム氏（50）とファッションデザイナーのビクトリア・ベッカムさん（51）夫妻の長男ブルックリン氏（26）が、不仲がうわさされる両親に向けてと思われる意味深なメッセージをインスタグラムに投稿して話題を呼んでいる。
今月2日に50歳になったベッカム氏の誕生日を祝うパーティーに姿を見せなかったことから、両親との確執が決定的となっていたブルックリン氏は、妻で女優のニコラ・ペルツをバイクの後ろに乗せて夫妻が暮らす米ロサンゼルスの街を走る動画を投稿。1630万人のフォロワーに向けて、「君は私のすべてだ。永遠に君を愛し続ける。いつでも君を選ぶよ、ベイビー。君は私が知っている中で君はもっとも素晴らしい人。私と君は永遠だよ、ベイビー」とメッセージを送った。
ペルツとビクトリアさんの嫁姑問題やブルックリン夫妻とベッカム家の確執が取り沙汰される中、このメッセージは「非常に辛口だ」と英サン紙にベッカム夫妻に近い関係者がコメント。「家族との状況がどれほど悪化したのかを示している」と語り、ベッカム氏とビクトリアさん夫妻を深く傷つけたと述べている。
仲良し一家として知られたベッカム家だが、ブルックリン氏の弟ロメオ氏が自身の元恋人と交際を始めたことがきっかけで兄弟間で対立が起き、それが家族間の不和に発展したと言われている。ペルツは、ベッカム夫妻を「有害」だと述べるなど、関係悪化がメディアを席巻している。
ベッカム家を知る人物は、「これは家族が知り、愛するブルックリンではない。この投稿は彼らの心に突き刺さった刃のようだったが、彼らは常にブルックリンに寄り添うだろう」と述べている。
この投稿から数時間後に、クルス氏は自身のインスタグラムに一家全員の写真を投稿して「私たちのたちの人生にあなたたちがいてくれて、どれほど幸せか言葉では言い表せません」とつづり、両親への愛と感謝の言葉を述べている。（ロサンゼルス＝千歳香奈子通信員）
