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77歳ベテラン歌手が明かす昭和の“厳戒”楽屋事情 歌手同士で「ひと言もしゃべれない」


歌手の三田明がテレビ番組「徹子の部屋」に出演し、1960年代に「四天王」と呼ばれた青春時代について振り返った。当時、同じ事務所の橋幸夫、西郷輝彦、舟木一夫とはお互いを知る機会が少なく、レコード会社同士の競争から自由に会話ができる環境ではなかったという。彼らはイベントで時折顔を合わせても、挨拶程度しか話せなかった。しかし、2011年に「BIG3スペシャルコンサート」を西郷、舟木とスタートしたことで、初めてじっくり話す機会が生まれ、心に残っていた思いが解消されたという。彼はその時を「同じ青春を歩んだ仲間」として思い出深く語った。

三田明(2010年撮影)

歌手三田明(77)が27日、テレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜午後1時30分)に出演。青春時代の“おきて”について語った。

三田は1963年(昭38)に「美しい十代」でデビュー。橋幸夫、西郷輝彦さん、舟木一夫と並び「四天王」と呼ばれ、アイドル的人気を博した。

司会の黒柳徹子が「西郷さんや舟木さんとは長いことお話ししたことがなかったんですって?」と尋ねると、三田は「本当ですよ。僕らがデビューした頃はレコード会社が争っていた時代、いい時代ですよね」と回想。一方、歌手同士では「話が出来ない。僕らは新人で、橋先輩は別部屋。3人がそろうと1つの部屋にあってバラバラに離れてる。その周りにレコード会社の人やマネジャーがピッタリくっついてて。『おはようございます』と言ったきりひと言もしゃべれなかった」と苦笑した。

11年に西郷さん、舟木、三田の3人で「BIG3スペシャルコンサート」をスタートさせたことが話すきっかけになったといい、「それまでは会っても『元気?』くらいのお話しかできなかった。3人ともそう思ってたんですよ、実は。『僕たち全然話してなかったよね』って話になって」と語った。

楽屋では話に花が咲き「3人で1時間くらい話してました。気付いたら次のステージ時間。それくらいずーっと話してました」。また「同じ青春を歩ませていただいて、話が出来なかったのはずっとここ(胸に)に残っていた」と心残りが解消した様子だった。

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