
小泉孝太郎(46)が27日、都内の寺田倉庫で開幕する「ジブリの立体造型物展」開会セレモニー&プレス内覧会に出席した。
「ジブリの立体造型物展」は、2003年(平15)に東京都現代美術館で開催された本格的なスタジオジブリ展の原点で、進化を遂げて22年ぶりに東京に帰ってきた。目玉は、92年の映画「紅の豚」に登場する、主人公ポルコ・ロッソが乗る飛行艇サボイアS-21を、特撮界のエキスパート伊原弘氏が中心となり、木製のアート作品として表現した作品だ。宮崎駿監督(84)も「美しいですね」と称賛したという。
小泉は、ヒロミ(60)とともに出演する日本テレビ系「オー! マイゴッド! 私だけの神様、教えます」(土曜午前10時30分)で、伊原氏の工房を訪問し制作過程を取材した。「3月中旬に工房にお邪魔した。そうした機会は、なかなかない」と感謝した上で「驚いたのが、設計図が紙、パソコンにはない。伊原さんの頭にしかない。必死に何を考えられ、イメージしているのか、スタッフがあうんの呼吸で感じる。陣頭指揮を執る伊原さんのイメージを感じる。設計図がなく、これだけの美しいものを作る…感動しました」と称賛。「職人の皆さんにしか分からない領域、あるんですね。本当に、美しいフォルム…ポルコ・ロッソが乗って離陸しそう、着陸したんじゃないかと、想像力をかき立てられるんだと痛感させられました」と賛辞を繰り返した。
セレモニーの前に「オー! マイゴッド! 私だけの神様、教えます」のロケも行ったという。小泉は「プライベートで、また来たいですね。360度、堪能したい。ヒロミさんとの番組のロケもさせていただきました。時間を忘れて見入ってしまうのは、ぜいたくな時間。お父さん、お母さんが、子供にもう行こうよとせかされるような魅力が詰まっています」とアピールした。