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日本駆け込み寺、前事務局長のコカイン逮捕受け声明「団体の信用を根幹から失わせるような事態」


公益社団法人「日本駆け込み寺」は、前理事で前事務局長の田中芳秀容疑者が麻薬取締法違反で逮捕されたことを受け、公式Xで謝罪声明を発表しました。声明では、事件が団体の信頼を損ない問題であるとし、再発防止のためにガバナンス強化を目指す方針を示しました。また、田中容疑者が元相談者と個人的に連絡を取っていたことが事件の一因とされ、今後は相談者の個人情報管理を徹底し、職員の遵守事項を確認するチェックシートを作成するとしています。警視庁は、コカインを所持していた田中容疑者を現行犯逮捕しました。

日本駆け込み寺のXから

“トー横キッズ”などから相談を受ける「日本駆け込み寺」は27日までに公式X(旧ツイッター)を更新。前理事で前事務局長の田中芳秀容疑者が麻薬取締法違反(所持)容疑で逮捕されたことを受け、声明を発表した。

公式Xでは「この度は、田中芳秀の件について多大なるご心配をおかけし申し訳ございません」とあらためて謝罪。「当団体においてはこのような事態が生じないよう、日々職員及び関係者への教育を行ってきたにもかかわらず、団体への信用を根幹から失わせるような事態になってしまったことについては痛恨の極みに思います。今回の事態は、当団体の根幹にかかわる問題であるため、このような事態を今後二度と発生させないため、加藤丈晴弁護士(東京弁護士会所属)を筆頭としたガバナンス委員会(仮称)を団体内の常時委員会として設置し、再発防止のためのガバナンス強化・コンプライアンス体制の徹底を目指します」とした。

今回の件が起きた背景について「一職員である田中が元相談者と個人的な連絡を取り、当団体の外部で2人で面会することが原因の一つと認識しております」とし、今後は相談者に関する個人情報管理をより徹底するとした。相談者との連絡方法や相談方法についても記し、違反が発覚した場合は当該職員を即日解雇するとした。

加えて、「外部的に監視するために、遵守すべき内容についてチェックシートを作成し、各職員が日頃からこれらを徹底出来ているかを職員相互に確認の上、ガバナンス委員会での評価の資料として用います」とした。

「日本駆け込み寺」は、東京・新宿歌舞伎町の「トー横(東宝ビル横)」などに集まる少年少女「トー横キッズ」らの支援をしている公益社団法人。

警視庁は18日、新宿区の路上でコカインの入った袋を1つ隠し持っていたとして、麻薬取締法違反(所持)の疑いで、田中容疑者を現行犯逮捕した。一緒にいた20代の女も麻薬取締法違反(使用)容疑で逮捕した。この女は「日本駆け込み寺」の相談者だった。

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