日本テレビは26日、都内の同局で定例会見を行い、福田博之社長が日本テレビのバラエティー番組「月曜から夜ふかし」で休止していた街頭取材を再開したことについて言及した。
福田社長は「しっかりと再発防止策が確認されましたので、再開させていただきます。今後はロケ素材の文字起こしを全て行い、担当者ではない社員もチェックして不適切な編集がなかったかどうかなどの確認作業を行っております」とした。この日、26日の放送回から再開後のインタビュー映像が出ていくことも明かした。
番組では3月24日放送回の街頭取材で紹介した女性の発言が、スタッフが意図的に編集したものだったとして謝罪。放送倫理・番組向上機構（BPO）で、放送倫理違反疑いで審理入りしていた。BPOから結論が出る前に再開したことについては「足りていなかったこと、修正しないといけないことにはただちに取り組まないといけない。最速、最短のタイミングで再発防止を有効にする方向に取り組み、実現できるタイミングとなったので再開しました」といい「BPOでの結論は出てみないとどういうご指摘をいただくかわからない。今後のことについては述べられないので控えさせていただきたい」と話した。
今後はフリーランスを含めた制作スタッフへの講習受講を徹底していくという。番組内では出演するマツコ・デラックスが謝罪もしていた。
