
俳優の柄本時生(35)が24日放送の日本テレビ系「アナザースカイ」(土曜午後11時)に出演。初のドラマプロデュース業について振り返った。
コロナ禍に賀来賢人、落合モトキ、岡田将生と4任で「劇団年一」を結成し、その4人が出演する24年にテレビ東京系ドラマ「錦糸町パラダイス~渋谷から1本~」をプロデュースした。当時を振り返り、「作品は監督ありきだっていうのがあって、できあがったモノの評価って、実はあんまり興味ないんですよ、自分が。だけどとにかくこれにかかわってくれた3人や監督に、思い出になるものになって欲しい、やってよかったとは言ってもらいたいって思いは、スゴく強かったですね。恥かかせちゃいけないから」と責任感を口にした。
共にプロデューサーとして作品を手がけた今井隆文(39)とは、「確実に4回はけんかしてるんで。そりゃなにか作っていく過程の中では、自分はこれがいいんだ、いや僕はこっちだと思うよで絶対けんかが起きるわけで。そこはもう譲らないでけんかして。ただその辛さが、その分楽しかった」とやりがいを語り、さらに「僕は1からものを作ったことがないからな、っていう感覚はずっとあって。俳優部はゼロから1を作ったことがない人間たちなので。誰かが作っていただいた、脚本家が書いていただいた『1』をやる。もうレールができ上がってるんですよ」と説明。プロデュース業で「やっとそういうモノを作ったことで、ちょっと人間的に自信がついた」と自身の転機になったことを明かした。
今後について、今田耕司(59)から尋ねられると「元々やりたいモノが1個あって、それがやれたらプロデューサーは辞めようかなと思ってます。結構かかりそうですね、”これ”は」と思いを秘め、最終目標についても「いやいや!言えないし…」とたじろいだ。