中村アン（37）小澤征悦（50）がテレビ朝日系7月期「こんばんは、朝山家です。」（ABCテレビ制作、日曜午後10時15分）に、ダブル主演で初共演することが21日、分かった。
脚本家として活躍しているが、家では残念な夫を小澤が、夫を支えながらもイライラも止まらないキレる妻を中村が演じる。ぶつかり合いながらも、子供たちとともに日々を乗り越える姿を描くホームドラマ。
初共演の2人は互いのことを聞かれ、中村は「小澤さんは本当にユーモアのある方で、現場ではリラックスできる雰囲気をつくってくれます。小澤さんが醸し出す雰囲気にとても助けていただいています」。小澤も「すごく心がやわらかい人なんだなというのを感じます。やわらかさっていうのは、自然に人が集まってきちゃうような。プラスのエネルギーみたいなものがすごくある方」とコメントした。さらに2人そろって、「賢太が小澤さんで良かった」「朝子は中村さん以外ありえない」と、役名を出しながら互いの存在を認め合っている。
中村はゴールデンプライム帯（GP帯）連続ドラマ初主演。さらに、母親役に対して「結婚や子育ての経験がなく未知の世界で、その不安を監督にお伝えしたところ、『わからなくていいんです』と言っていただき、とても心強かったです。家族の物語には強く興味があったので『これはチャンスだ！』と思った」と語っている。
夫婦の掛け合い、けんかも見どころだが、小澤は「台本をいただいたらせりふ量がえぐくて」と笑いつつ「待ってる時にふたりでセリフ合わせたりしています」と、奮闘している様子を明かした。
脚本と演出は、映画「百円の恋」、NHK連続テレビ小説「ブギウギ」などで知られる足立紳さんが手がける。足立さんが実生活をつづった連載日記を原案にしている。
