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ラウドネス米進出アルバム発売40周年記念ライブ、二井原実「さすがに50周年は…」に高崎晃は?


日本が世界に誇るヘビーメタルバンド「ラウドネス」が、アルバム「THUNDER IN THE EAST」の40周年を記念して完全再現ライヴを行った。本作は1985年に名門アトランティック・レコードと契約し、ビルボードTOP100にチャートインした記念碑的なアルバム。このライブは、東京・Zepp Diver Cityで行われ、アルバムの全曲を収録順に披露。サビ部分の大合唱や、会場全体が沸き立つ様子が印象的だった。また、ボーカルの二井原実は自身の若い頃を振り返り、50周年まで続けられるかは未定としながらも、ファンと感動的な時間を共有した。この日、ラウドネスは全20曲を2部構成で披露。満員の観客がエネルギッシュなパフォーマンスを最後まで満喫し、ツアーは全国を周り28日の東京公演でファイナルを迎える。

アルバム「THUNDER IN THE EAST」発売40周年記念完全再現ライヴを行ったラウドネスのボーカル二井原実(中央)、高崎晃(右)、山下昌良(撮影・柴田隆二)

日本が世界に誇るギタリスト高崎晃(64)率いるヘビーメタルバンド「ラウドネス」が18日、東京・Zepp Diver Cityで、「LOUDNESS JAPAN TOUR 2025 THUNDER IN THE EAST 40th Anniversary完全再現ライヴ」東京公演を行った。

「THUNDER IN THE EAST」は85年1月、同バンドが米・アトランティック・レコードと契約し、本格的に米進出を果たしたアルバム。日本人バンドとしては初のビルボードTOP100への連続チャートインを果たし、最高位は74位を獲得した。

同ライブは二部構成で1部はアルバム収録曲を曲順通りに披露。ステージバックには、ラウドネスを象徴する日章旗のロゴが掲げられた。

SEで「Eruption」が流されると天井に設置されたミラーボールが回転し、会場のボルテージはすでにマックス状態。ドラムの鈴木政行(52)に続き、高崎、ボーカル二井原実(65)ベース山下昌良(63)が登場すると拍手と大歓声に包まれた。

オープニングナンバーは「CRAZY NIGHTS」。サビは大合唱となり、かけ声の「M.Z.A」で二井原は「TOKYO行けますか~!」と会場にアピール。

3曲続けて演奏後、二井原は「今夜は40年前にラウドネスをワールドワイドにしてくれたアルバムのライブですが、この時私は24歳。自分の息子くらいの年齢で、こんなにすごいアルバムを作ったと思うとびっくり」と振り返った。

同作を「飛び道具みたいなアルバム」とし、「世界中のフェスでこのアルバムの曲を1曲やるだけで盛り上がる」とし、「そんな曲が10曲です!」と訴えた。

また、「いつまでも、あると思うなラウドネス。さすがに50周年はないと思う」という二井原に、高崎は「あと10年は頑張ってもらいましょう」と宣言。二井原は「現実的な話、75歳ですよ!」といい「ある意味、今夜は歴史的な瞬間です」と語った。

1部は、途中2回のMCを挟みバラード「NEVER CHANGE YOUR MIND」までの10曲を再現披露した。

2部はヒットパレード。最新アルバム「SUNBURST~我武者羅」から「大和魂」や代表曲「CRAZY DOCTOR」「S.D.I.」など10曲を披露。「SO LONELY」の大合唱を聞いた二井原は「涙腺が崩壊しそうになった」とファンへ感謝。「毎年ツアーをやっているので、また遊びに来てください」にファンは惜しみない拍手と声援で応えた。

この日、約2時間半で全20曲を披露。二井原の「疲れたら遠慮せずに座ってください。明後日きますよ、腰に」の言葉にもかかわらず、満員の観客は立ち続けてラウドネスサウンドを満喫した。

同ツアーは23日北海道・札幌、25日宮城・仙台をへて28日、ツアーファイナルを再び東京・Zepp Diver Cityで行う。【川田和博】

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