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浅草・東洋館の漫才協会公演 おぼん・こぼんら20組が4時間半、大人3000円でコスパは最高


東京・浅草の東洋館で5月中席に開催された『漫才大行進』に参加しました。ナイツの塙が会長を務める漫才協会の公演では、12時半から17時まで多くの芸人が登場しました。おぼん・こぼんなどのベテランから、昨年真打に昇進したオキシジェンまで、20組が10〜15分の持ち時間で舞台を楽しませました。特に、ねづっちの巧妙ななぞかけや、ぴろきのウクレレ漫談がお客さんの笑いを誘いました。60周年を迎えるおぼん・こぼんは仲の悪さを笑いに変えて会場を沸かせました。観覧料3000円で4時間半楽しめる充実の内容でした。

東京・浅草の東洋館

講談に続いて、今回は漫才を見てきました。東京・浅草の東洋館で開催されている5月中席「漫才大行進」(11日から19日)です。ナイツの塙が会長を務める漫才協会の公演で、12時半から始まって、終わるのは17時。途中に3回の休憩があるものの、4時間半に近い長丁場でした。

そして、登場したのは、塙が仕掛けたバラエティー番組の企画もあって長年にわたる「仲の悪さ」を解消した大ベテランのおぼん・こぼんをはじめ、宮田陽・昇、昨年真打に昇進したオキシジェン、ホンキートンク、なぞかけのねづっち、「いつも陽気にいきましょ」と歌うウクレレ漫談のぴろきなど20組です。持ち時間は10~15分ですが、入れ替わりに次々と出てくるので、正直言うと、見ているだけでちょっと疲れてしまいました。それでは、つまらなかったかというと、結構面白かった。ねづっちはいつも見ても鉄板の楽しさがあり、観客からの「ねづっち」というお題に「フラメンコ」と答え、その心は「オーレ(おれ)」と即答し、大きな拍手が起こっていました。ぴろきの脱力芸にほっこりした後は、トリのおぼん・こぼんはタップを踊ってスタート。おぼんがトロンボーン、こぼんがサックスの演奏もあり、今年11月でコンビ結成から60年となるそうですが、「そのうち58年は仲が悪かった」というボヤキも大うけでした。4時間半も楽しんで、入場料は大人3000円。コスパはいいでしょう。

この日は三社祭もあって、浅草は大混雑でしたが、東洋館は5割ほどの入りでした。かつては開場時に2割ほどの入りだったのが、終わるまで増えずにそのままという状況をよく見ていただけに、頑張っているなと思います。これも塙会長の頑張りでしょうか。【林尚之】(ニッカンスポーツ・コム/芸能コラム「舞台雑話」)

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