
中大法科大学院教授で弁護士の野村修也氏(63)が13日、X(旧ツイッター)を更新。元タレントの中居正広氏(52)が代理人弁護士を通じ、フジ・メディア・ホールディングスとフジテレビが設置した第三者委員会による調査報告書に対し、反論したことについて言及した。
中居氏側は「中立性、公平性を欠いていると言わざるを得ない」などと反論しつつ、関連資料の開示請求、本調査報告書の問題の指摘および釈明の要求を通知した。中居氏と女性の一連のトラブルについて、第三者委員会は性暴力があったと認定している。
また、調査報告書によると、中居氏が守秘義務解除に応じなかったとされているが、中居氏側の代理人弁護士側は当初、中居氏が守秘義務解除を提案していたなどと反論。中居氏が約6時間にわたってヒアリングに応じたものの、報告書には発言の要旨がほとんど反映されていないことも合わせて指摘した。
野村氏は「Aさんが守秘義務を解除し中居さんが解除しない場合、守秘義務の対象事実について話せないのはAさんの側。中居さんは守秘義務を解除されたので6時間のヒアリングで色々と話したのだろうが、このままでは一方的な言い分。認定してもらうには、Aさんの守秘義務を解除して反論の機会を与える必要があった」と記述。
続けて別の投稿で「その意味で重要になるのが、守秘義務の解除をめぐる経緯。中居さん側から守秘義務解除の提案があったというのは本当なのか。結果として、中居さんがAさんに課した守秘義務を解除しなかったのは一体なぜなのか。この点については、はっきりさせるべきだろう」と投げかけた。