
俳優の市村正親(76)が4日放送の日本テレビ系「おしゃれクリップ」(日曜午後10時)に出演。亡き母への思いに涙を見せた。
市村の亡き母の知人らが出演するVTRが流され、母について語られた。
そして闘病中の母が「マサは忙しいから私はなんでも1人でできるように頑張らなくちゃいけない。マサに心配かけちゃかわいそうだから」と言っていたエピソードを聞くと、目頭を押さえた。
そしてVTRが終わると「はぁ~」と大きく息をつき、「俺、もうダメだ。やっぱりね… うん… あの親があって自分がいるんだなって…しみじみ思います。だから僕自身もね、今、息子がいて、僕がいるから、あの子たちがいるんだっていうような父親になんなくちゃいけないなっていう気はするし。同じことの繰り返しっていうのかな」と声を詰まらせながら語った。
そして市村は「今日、非常に…。ハハハ!まいった。なっ」とMCの山崎育三郎(39)に語りかけた。すると山崎は「ちょっとヤバい」と天を仰ぎ、市村に「まいったな」と言われ、「まいりました」と返した。そして山崎は「ティッシュください」とスタッフに声をかけると、市村が「はい」とティッシュを差し出し、「へへへ…何だかね!」と言い、2人で涙を拭った。そして市村は「良かった今日サングラスしてきて」と明かした。
そして山崎は「市村さんの舞台見てても、いつもお母さんがいるような感じもしますし」と語った。すいると「母が脳梗塞で倒れた時、病院に入院して。そんな時に母親に会った時に脳梗塞で倒れてるにも関わらず『マサ大丈夫か?』って言った時に、どんな状態でも息子のことを思うのが母なんだって思った時にやっぱり家族だなって思った」と語った。