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蒼井優が呉美保監督「ふつうの子ども」で主人公母役「30年前の私の夏であり、娘の未来の夏」


映画「ふつうの子ども」は、環境問題に関心を持つ小学4年生たちの恋愛と冒険を描いた作品です。呉美保監督のこの映画には蒼井優、風間俊介、瀧内公美が出演。物語の中で、主人公の唯士は環境活動に奮闘し、その行動が予期しない方向へ。映画は子どもたちの日常を瑞々しく描き、大人にも彼らの純粋さを届けます。蒼井優は母親役を演じ、自身の経験も重ねています。キャストとスタッフの撮影エピソードからは、作品への深い愛情が感じられます。また、本作はチェコのズリーン映画祭やニューヨーク・アジアン映画祭への出品が決定しており、国際的にも注目されています。

映画「ふつうの子ども」に出演する、左から瀧内公美、蒼井優、風間俊介(C)2025「ふつうの⼦ども」製作委員会

蒼井優(39)風間俊介(41)瀧内公美(35)が、呉美保監督(47)の新作映画「ふつうの子ども」(9月5日公開)に出演することが4日、分かった。

「ふつうの子ども」は、3人家族でいたって普通の小学4年生、10歳の上田唯士が、環境問題に高い意識を持つ同級生の三宅心愛に恋する物語。近づこうと頑張るが、心愛はクラスの問題児、橋本陽斗に引かれている様子…そんな3人が始めた“環境活動”が、思わぬ方向に向かう物語だ。

蒼井は、主人公唯士の母親、恵子を演じる。育児に悩みながらも、わが子を信じ、褒めて伸ばそうとする役どころだ。「台本に詰まっている、夏のにおい、日差し、足音、湿度、勢い。これらを全て映画館で体感できたらと思いました。完成した映画は、台本で感じた以上の夏でした」と作品を評した。蒼井自身、夫の南海キャンディーズ山里亮太(48)との間に22年8月に生まれた2歳の長女の母で「スクリーンに映る彼らの夏であり、30年前の私の夏であり、娘の未来の夏だと思いました」と作品に自身と娘を重ねた。

風間は、小学校で30人の生徒たちと日々、向き合う唯士の担任教師、浅井を演じる。「子ども達が生き生きと撮影に臨んでいたのがとても印象的でした。物語のために集まったのではなく、子ども達が集まった結果、物語が紡がれていった様に感じる、『そのまま』が詰まった映画だと思います」と撮影を振り返った。「その空気をよどませないようにと心に決め、現場に向かっていた作品です。子ども達の映画ですが、大人にこそ観てもらいたい映画です」と呼びかけた。

瀧内は、心愛の母親、冬を演じる。撮影を振り返り「ひと夏の思い出が紡がれていく様を映像が残していく。子どもたちの記録映画のような中で、お邪魔しないように注意を払いながら現場にいたことを覚えています」と作品を評した。その上で「子どもたちと呉美保監督、時に呉美保先生とのやり取りがとにかく可愛くて愛おしくて、純真なこころに何度も触れました。あの瞬間にしか切りとることのできない、みずみずしい日々がみなさんにも届きますように」と作品が広まることを願った。

また、世界で最も古い子ども向け映画祭の1つとして知られ、29日にチェコで開幕する第65回ズリーン映画祭長編映画部門インターナショナル・コンペティション子供部門への出品が決まった。同映画祭でワールドプレミア上映され、呉監督も参加を予定している。さらに、第24回ニューヨーク・アジアン映画祭(米国)への出品も決まっている。

主人公の唯士を演じた嶋田鉄太、心愛を演じた瑠璃、陽斗を演じた味元耀大もコメントを発表した。

嶋田鉄太 僕が今回の撮影で印象に残ったことは、駐車場の撮影のシーンです。車に排気ガスを出すな!などの、貼り紙をするのですが、衣装を自分で決めて良いと言われ、調子に乗り、夏場で暑いのに、「冬でもきねぇよ」と言われてしまうぐらいの服装にしてしまい、死にそうになりました。さらにもう1つ印象に残っているシーンがあり、それは、心愛を探しに図書館に行き、見つけた心愛が神のように輝いて見えるという、図書館でのシーンです。ぼくは図書館の雰囲気が嫌いなのかとても気持ち悪くなり、少し寝込んでしまい、撮影が中断してしまいました。あの記憶はとても苦い思い出ですが、大変なこともあったけど、みんなと仲良く楽しく、良い映画が作れたと思います。

瑠璃 私はこの映画が初めての映画出演でした。私たち子どもにとって、普通の日常が映画になっただけなのに、とっても面白くて感動して映画ってすごいなぁって思いました。撮影が朝から夜までの時は集中力が切れないように3人でお昼寝したことも思い出です。たくさんの人に支えてもらって、この映画に出れたのをとても誇らしく思っています。こんな大切な役に私を選んでくれて、指導までしてくれた監督やスタッフのみなさんにとても感謝をしています。

味元耀大 橋本陽斗役の味元耀大です。夏休み中の撮影は毎日とても暑く、みんなの顔が真っ赤になっていることも多かったのですが、スタッフさんがアイスや氷のうを用意してくださり、とてもありがたかったです。ずっと一緒に撮影していた唯士役の鉄太くん、心愛役の瑠璃さん、監督、プロデューサーさんをはじめ、すべてのスタッフの方々と過ごした夏休みは、僕にとってとても大切な時間になりました。「ふつうの子ども」というタイトルですが、年齢を問わず、たくさんの方々に観てもらいたい作品です。

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