
4人組アイドルグループ「東京女子流」が、3日にZepp Shinjukuでデビュー15周年ライブを開催する。このほど日刊スポーツの取材に応じ、これまでの歩みを語った。
まっすぐに走り続け、節目にたどりついた。新井ひとみ(27)は「デビューした時は11歳だったので『私たちが15周年?』という驚きが大きい」と語り、中江友梨(27)は「女子流になって出会った音楽やいろんな方々は宝物だと実感しています」とかみしめた。
アイドル戦国時代をしたたかに生き抜いてきた。山邊未夢(28)は「楽しいとき大変なときも、メンバーは自分と同じ気持ちでいてくれた。(メンバーは)もう1人の自分ですね」と絆の固さを語り、リーダー庄司芽生(27)は「ライブで始まって、15年間欠かさずにライブをやってきた。自分たちのパフォーマンスで1人でも多くの人の心を動かせる表現者でありたいです」と、女子流のスタイルを追求していくと誓った。
3日の記念ライブは15年の集大成。中江は「15年の活動と音楽は誇り。どんな方が来ても期待に応えられるように、出会いも大切にお迎えしたいと思います」とアピールした。【野見山拓樹】
◆東京女子流(とうきょうじょしりゅう) 10年5月にデビューした、エイベックスが手がける4人組女性アイドルグループ。12年12月には初の日本武道館公演を開催し、当時の女性グループ最年少記録を樹立。13年には2度目の武道館公演。結成当初から定期公演を継続して行い、23年には100回を突破するなど、ライブを中心に活動。