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ヘンリー王子、ビザ申請書類「大部分を公開」トランプ米大統領任命の判事が命令 


英国のヘンリー王子が米国でのビザ申請時に過去の薬物使用について虚偽申告を行っていた可能性が浮上しています。この問題に関して、米国の判事が政府に申請書類の大部分を公開するよう命じました。ヘンリー王子は2020年に英王室を離れ、米国に移住した後、回顧録「スペア」で自身の過去の薬物使用を明らかにしました。これを受け、米国の保守系シンクタンクが申請書類の情報開示を要求し、国土安全保障省が一部の記録を公開することに同意しました。公開される内容によってはビザの資格が問題となる可能性があり、場合によってはビザの取り消しや再入国の拒否といった処分が考えられます。

ヘンリー王子(ロイター)

英国のヘンリー王子(40)の米国ビザ申請問題を巡り、トランプ米大統領が任命したワシントンDCの判事が米政府に対して、18日までに申請書類の大部分を公開するよう命じたと英デイリー・メール紙が報じた。トランプ大統領は、「妻(メーガン妃)と十分な問題を抱えている」として王子を国外追放しないと述べていたが、過去の薬物使用を巡って虚偽申告があった場合、状況が一変する可能性も出てきた。

2020年に英王室を離脱して米カリフォルニア州に移住した王子は、2023年に出版した回顧録「スペア」でコカインなど過去の薬物使用を告白したことで、ビザ申請時に虚偽の申告をした可能性が浮上。「王子のビザ取得資格を剥奪すべき」と主張する米保守系シンクタンクのヘリテージ財団が昨年、申請書類の情報開示を求めて国土安全保障省(DHS)を訴えていた。

DHSは2月、連邦判事の命令を受けて記録の一部を公開することに同意したと報じられていた。

公開される内容は不明だが、米オンラインメディアのデイリービーストによると、王子は国家の代表や元首に与えられるA-1ビザを取得している可能性があり、その場合は薬物使用に関する異議申し立ては無意味になる可能性があるという。一方、移民弁護士によると虚偽申告があった場合はビザが取り消されたり、出国後に再入国を拒否される可能性などがあると指摘している。(ロサンゼルス=千歳香奈子)

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