
落語家の月亭太遊(40)が14日までにX(旧ツイッター)を更新。落語家を辞める考えを明らかにした。
太遊は「この度、エージェント契約を結んでいた吉本様、上方落語協会様、月亭一門の皆様に、苦情や一部嫌がらせの連絡が寄せられました。事態を終息させるため、月亭太遊と言う名前を返上し、自らの意思のもと落語家をやめることにいたしました。ケジメとして私が決めたことです ノーモア犬笛」とつづった。
アカウントのユーザー名も「ひょうきんなオッサン」に変え「ツキテイ太遊だった者です。もうツキテイでも太遊でもありません。とりあえず仮で『ひょうきんなオッサン』って名前でいきます」とした。
ひょうきんなオッサンは、兵庫県の斎藤元彦知事と、24年11月の同県知事選で同知事を支援するために立候補した「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首を批判するなどしていた。名前の返上を惜しむ声も相次ぐ中「月亭太遊でなくなるとプロの落語家ではなくなりますが、自分は芸事も発言も続けていきます。どうぞご心配なく」「だからプロの落語家じゃなくなるだけで! 落語は自作のやつを勝手にやりますよ!!!」と落語自体は続けると明言した。
吉本興業の公式サイトには、月亭太遊の名は残っており「2010年入門 月亭遊方」とも記されている。