
タレント井上咲楽(25)が14日、東京・国立科学博物館で、特別展「古代DNA-日本人のきた道-」取材会に出席した。
同展は、日本各地の古人骨や考古資料、高精細の古人頭骨CG映像などによって、最新の研究で見えてきた日本人のきた道と集団の歴史が語る未来へのメッセージを伝える。井上は同展の公式サポーターに就任、音声ガイドナビゲーターも務める。
この日はホワイトデー。MCに話題を振られると「そうでしたね!」とにっこり。公式グッズの頭骨クッションを手にすると「これもらっても笑ってくれるような方がいいですね」と笑った。このクッションがお気に入りで「暗いところでもわっと光るのがいい」と話した。
実際の展示を見た感想を「復顔を見て、眉毛がしっかりしているのは親近感がある」と笑みを浮かべた。「その辺にいそうな、駅で見かけたみたいな身近さで、ご先祖様なんだなって」と続けた。また「科学が進歩するといろんなことが分かるんだと知った」と話した。
音声ガイドの収録では「声のトーンを変えた」といい「テレビとは違って、この博物館で皆さんが見ることを想像して、ちょっとだけおしとやかにしました」。NHK「サイエンスZERO」(日曜午後11時30分)でMCを務めているが、「専門用語の発音にちょっとだけ苦労したけど、今回でスムーズに言えるようになったと思う」と相乗効果が生まれていそうだ。
同展の魅力を「たっぷりいろんなことを知れること」とした。「実際に見て分かることもあるので、足を運んでいただき、はるか昔の人に思いをはせてほしいです」とアピールした。
同展は明日15日に開幕し、6月15日まで開催される。