
橋本環奈がヒロインのNHK連続テレビ小説「おむすび」(月~金曜)の13日に放送された第114回の平均世帯視聴率が11・9%(関東地区)だったことが14日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は6・8%だった。瞬間最高は初回の16・8%。
時代は平成の“ど真ん中”、平成16年(2004年)。ギャル文化と出会った“平成ギャル”米田結が、栄養士として人の心と未来を結んでいく平成青春グラフィティ。「縁・人・未来」を結んでいく様子を描く。結は幼少期、神戸で暮らしていたが阪神・淡路大震災に被災。福岡・糸島に移住し青春時代を過ごした。高校卒業のタイミングで一家そろって神戸に戻り、栄養士を目指していく。
音楽担当は映画「呪術廻戦0」やアニメ「東京リベンジャーズ」などを手がけた堤博明氏。語りにリリー・フランキー。主題歌の「イルミネーション」をB’zが務める。
あらすじは、結(橋本環奈)は、コロナの感染爆発で疲労困憊(こんぱい)になっている看護師の桑原(妃海風)や森下医師(馬場徹)と話し、普段なら助かるはずの命を救えない悔しさを分かち合う。一方神戸の米田家では、愛子(麻生久美子)が糸島に行き不在の中、聖人(北村有起哉)が料理に精を出して、翔也(佐野勇斗)からメキメキ上達しているとほめられる。結は感染のリスクを避けるため大阪の家で1人で暮らす決心をする。
そんな中、花(宮崎莉里沙)が登校日に、結が病院勤めのため男子に「コロナまみれだろ」と言われてしまう。翔也は結の家に行き、ドア越しに結を力づける。