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ラウドネス山下昌良 人生3度目のイーグル達成で振り返る樋口宗孝さんの思い出


ラウドネスのベーシスト、山下昌良(63)は、プライベートゴルフで人生3度目のイーグルを達成しました。彼は、北海道で約15年ぶりにゴルフを再開し、千葉・君津香木原カントリークラブでのプレー中にこの偉業を達成しました。当日は悪天候に見舞われましたが、第2打目で使用した5番ウッドのナイスショットが功を奏し、見事にカップインしました。このクラブは、亡き友人である樋口宗孝さんが選んでくれたものだそうで、特に思い出深いものでした。

人生3度目のイーグルを達成したラウドネス山下昌良

ラウドネスのベーシスト山下昌良(63)が12日、プライベートゴルフで、人生3度目となる規定打数より2打少ない「イーグル」を達成した。

同バンドのドラマーで08年11月に肝細胞ガンで亡くなった“ひぐっつぁん”こと樋口宗孝さんとともにゴルフ好きだった山下だったが、樋口さんの死をきっかけにゴルフから遠ざかっていた。

そんな山下が再びクラブを握った。きっかけは「イベント関係の方がどうしてもということで、北海道でゴルフをしたんです。多分、約15年ぶりだった」。そこで「ティーショットを見たキャディーさんが『本当に15年ぶりですか?』って」と笑い、「自分でも手応えがあった。それで再開した」と明かした。

舞台は千葉・君津香木原カントリークラブ。「ここはスルーでできるから気に入ってるんです。コースも難しすぎないので、自分にはちょうどいい」。

この日は時折強いにわか雨に見舞われ、決していいコンディションではなかった。トイレ休憩を挟んだ後半3番の373ヤードパー4。この時、雨はやんでいた。ドライバーのティーショットはややこすり気味だったが、しっかりフェアウエーをキープ。

第2打目は残り195ヤード。手にしたクラブは5番ウッド。ピン筋に飛び出したボールは、グリーン手前に着弾。その後ワンバウンドすると消えた。「あれ? 今ワンバウンドして消えたよね? まさか、入った!?」。興奮気味に話す山下。カラーボール使用だったが、グリーンに近づいてもボールを確認できない。「手前で跳ねていたから、オーバーはないと思う」と話し、「入っていると信じる!」。カップをのぞくとそこには、カラーボールがしっかりカップインしていた。「いい当たりだったんだよね~」と話すと、「実は今日5番ウッドをもらうことになっていたけど、これで手放せなくなったね」。

イーグルを決めた5番ウッドは、テーラーメイドの名器、初代「Vスチール」だ。「これもひぐっつぁんが『合うシャフトを選んできたから』って、FUJIKURAにリシャフトしてきたんだよね。4万円に工賃もかかって、しっかり請求された」と思い出話を披露した。

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