
人気キャラクター「ちいかわ」と、日本で18、19日に開幕シリーズを行うメジャーリーグのドジャース、カブスとのコラボ商品が、8日午前11時から公式ショッピングサイト「ちいかわマーケット」で発売されたが、即完売となった。SNSでは「ちいかわMLB」「ちいかわマーケット」「売り切れ」などがトレンドワードとなった。
「ちいかわ」はイラストレーター、ナガノ氏の作品で「何か小さくてかわいいやつ」をテーマに動物などをモチーフにしたキャラクターで、アニメや各グッズ展開されるなど絶大な人気を誇る。今回のコラボ商品は、ドジャースやカブスのユニホームを着た各キャラクターの、チェーンのついたマスコットやステッカー、タオルなど約50種類。発売開始から書き込みが多く集まり「開始時にカートに入れてもチェックアウト時にはもう売り切れ」「会計画面に行くまで20分待たされてその間にカートの中の商品は全部売り切れ」など、購入希望が殺到した様子が報告された。
またメルカリなどフリマサイトなどでは、都内ショップで購入したと見られるグッズの出品が早くも登場。定価1980円のマスコットに8999円の値や、6点セットで2万円を超える値の出品もあり、一部は取引されている。
ちいかわの商品情報を告知するXアカウント「ちいかわらんど」では、「『ちいかわ×MLB TOKYO SERIES 2025』商品の在庫状況につきましては、3月10日(月)まで、営業終了後または翌営業開始前に各店舗よりXにてご案内いたします」と告知。「※都度の発信はございません。※ご来店時の在庫は保証いたしかねます。ご了承ください」としている。
同開幕シリーズは、ドジャースに大谷翔平投手、山本由伸投手、佐々木朗希投手、カブスに今永昇太投手と鈴木誠也外野手が所属することもあり、入場チケットもプレミア化。公式サイトでは高額転売をしないよう呼びかけている。実際に高額転売が確認されたチケットを、出品者情報開示などの調査で特定して無効とした例も報告されている。