
サンドウィッチマン伊達みきお(50)富澤たけし(50)が8日、都内で、「映画ドラえもん のび太の絵世界物語」(寺本幸代監督)公開記念舞台あいさつに出席した。
同作は国民的アニメ「ドラえもん」の長編映画44作目で、「映画ドラえもん」シリーズ45周年記念作品。絵の中の世界に飛び込んだドラえもんとのび太たちが、幻の宝石を巡って時空を超えた冒険を繰り広げる。伊達はアートリア公国王、富澤は評論家を演じる。
冒頭、「ミキティーの旦那の役なんです」と話すと、庄司智春(49)の持ちネタ「ミキティー!」を全力で披露し、会場の心をつかんだ。
ともに初めて映画館でみた映画が「ドラえもん のび太の恐竜」という。伊達は「その作品に出られて光栄です」。昨日公開で、すでに感想が届いている。「僕の声と分からなかったと聞くけど、それは大成功です」とにやり。
ただ、収録には7時間かかったという。「皆さんは1時間ちょっとだと思うけど…。1回とり終わってお疲れさまってなったんだけど、聞き直したら、前半と後半で声が違って」と明かした。「次は5時間で!」と意気込んだ。
一方富澤は、MCを務めたテレビ朝日堂真理子アナウンサーから公開の反響を聞かれ「ちょっと、何言っているか分からない」と持ちネタを披露。会場からは大きな拍手と子どもの大声援が上がった。その上で、「まだ劇場で見ていないので、ぜひ劇場で見たい。感想はまだ届いていないので、今向かっているところだと思います」と話し、再び会場を笑わせた。
ラッキーアイテムを聞かれた伊達は「富澤」と返答。「富澤がいなかったらM-1も優勝できなかった」とした。だが、富澤は「人だからアイテムとは言われたくないな」とご機嫌斜め気味だったが、ジャイアンからの「心の友だな!」という言葉に笑みを浮かべた。
そんな富澤は「ガラケー」を挙げた。「これでずっとネタを書いていて、M-1優勝ネタもそれで書いた。26年で使えなくなるらしいけど、最後を見届けたい」と話した。
この日は、鈴鹿央士(25)藤本美貴(40)寺本監督(48)も登壇した。