NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」などで知られる女優高田夏帆（28）が2日、「東京マラソン2025」を完走し、4時間59分04秒の自己新記録をマークした。
高田はマクドナルドのチャリティー公式ランナーとして参加。3年連続のフルマラソン完走で、初めて5時間を切った。「自己ベストを更新できました！本当にうれしいです。努力は裏切らないと実感しました」と充実感をにじませた。
多忙なスケジュールの合間を縫って、3カ月前から週3～5回の走り込みを続けて臨んだ。昨年のゴール後は「全く動けなくなって、関節もガクブル状態だった」と振り返り、「今回は1人で歩けます！独り立ちです！」。徒労感も減り、成長を実感した。
レース中は、マクドナルドのチャリティー団体「Team DMHC」リーダーでもある元サッカー日本代表の北澤豪氏（56）に励まされたという。「折り返し地点で3回ほどすれ違って『頑張ろう！』と声をかけてもらって、本当にエネルギーチャージできました」と感謝。「いつか北澤さんと並んで走りたい。そのためにもっと走り込みたいです」と意欲を見せた。
仕事と特訓を両立させ「やればできる。自分次第です！」と自信をつけた。東京マラソン完走の達成感は格別だといい「自分に勝つ感覚があって、1歩強くなれる。これは仕事にも生かせるし、私自身を豊かにしてくれると思います」と笑顔で締めくくった。
高田は24年から韓国での活動にも挑戦し、恋愛リアリティー番組や、歌手として音楽番組にも出演するなど活躍の場を広げている。4月には舞台「チェリまほ The Musical～30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい～」に出演が決まっている。
