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神田伯山、観客のスマホマナーに苦言「一席目から携帯鳴りまくりで大変だった」


講談師の神田伯山が、独演会開催中に観客の携帯電話の鳴動が頻発したことに苦言を呈しました。大阪の会場でスマホが鳴り続け、事前に注意があったにもかかわらず、アラーム音が止まらなかったと語りました。伯山は、この問題を啓発目的で取り上げたものの、マナーが欠如した人々には届かないと嘆いています。彼は、観客のスマホを預かる対策も考えましたが、リスク管理が難しいとし、現実的ではないと述べています。観客からは、携帯電話の管理を求める声が寄せられていますが、実現には多くの課題があることを示唆しています。神田伯山は、「これに懲りずにお越しください」と観客に呼びかけ、今後も独演会を楽しんでほしいという意向を示しました。

神田伯山(2024年4月撮影)

“日本一チケットが取れない講談師”こと神田伯山(41)が1日にX(旧ツイッター)を更新。独演会の観客のマナーに苦言を呈した。

伯山は1日、大阪・貝塚市民文化会館コスモスシアターで独演会を開催した。イベント終了後に「大阪の貝塚の独演会、一席目から携帯鳴りまくりで大変だった」とXに投稿。事前にスタッフが客席で注意していたとして、伯山は「携帯の切り方を知らないんだろう。嫌味でもなく本当に知らない人もいる。他の電波妨害装置のホールであっても、アラームは鳴りまくる。楽しい気持ちだったのに残念」と嘆いた。このようなポストをするのは「啓発のため」だとしつつも、「ただ皮肉なことに、鳴らすような人には届かない。他のちゃんとしているお客様が萎縮してしまう」と悩みをのぞかせた。イベント側で観客のスマホを預かる対策については、「紛失の際やあらゆるリスクの責任問題もあるし難しい」としている。

また、「時々、携帯鳴ったのも笑いに変えろとか言う人いるけど」と前置きして、「1回、2回は笑いに変えても、笑いのない世話講談でそんなこと出来ない」と限界があることを強調した。「まぁ、それでも出来る限りやりました。これに懲りずにお越しを~」と続けている。伯山の一連のポストに対して、「最低限の規制は守っていただきたいですね…」「携帯切るという認識が希薄な方が多すぎて残念」「鳴ったら罰金とか退場とかホントにやりたいです」といった共感の声が相次いでいる。

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