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NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(日曜午後8時)は、1700年代に“江戸のメディア王”として名をはせた横浜流星演じる蔦屋重三郎(蔦重)の半生を描く物語。
大河ドラマ第64作目で、脚本は13年連続テレビ小説「ごちそうさん」や17年大河ドラマ「おんな城主 直虎」などを手がけた森下佳子が担う。語りは、蔦重らを見守る吉原の九郎助稲荷(くろすけいなり)として綾瀬はるかが担当する。
■第10回「『青楼美人』の見る夢は」
瀬川(小芝風花)の身請けが決まり、落ち込む蔦重(横浜流星)。そんな中、おやじたちから瀬川最後の花魁(おいらん)道中に合わせて出す、錦絵の制作を依頼される。調査に出た蔦重は、自分の本が市中の本屋から取り扱い禁止になり、捨てられていることを知る。江戸城では、意次(渡辺謙)が家治(眞島秀和)から、種姫(小田愛結)を自分の娘にして、将来は家基(奥智哉)と夫婦にする計画を告げられる。発言の裏には家基のある考えがあった…。