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THE RAMPAGEが1日、静岡・エコパアリーナで全国ツアー「THE RAMPAGE LIVE TOUR 2025”PRIMAL SPIDER”」初日公演を開催した。
熱く豪快に、くもの糸を吐き出した。5日発売の6枚目アルバム「(R)ENEW」を引っさげ、くもをテーマにグループの根源的な力強さを表現するツアー。陣(30)は「笑ってしまうほどRAMPAGEなステージになったので、めちゃくちゃ楽しみ。エンタメって常にサプライズが大事だと思うので、ボーカル3人とパフォーマー13人の新しい挑戦も含めて、いい裏切りをいろんな箇所に入れた」と胸を張り、ツアー開幕を迎えた。
ツアーのテーマ曲「蜘蛛の糸」で幕を開けると、激しい曲で序盤からファンを熱狂させた。さらに吉野北人(27)主演映画の主題歌「Down Out The Noise」アルバムのリード曲「BURN」など、アルバム収録の新曲7曲を初披露。メドレー含む全24曲を力強くパフォーマンスし、8500人の心をとらえた。
昨年9月に開催した東京ドーム公演を成功させたが、陣(30)は「あれを超えられるイメージができなかった」と明かした。続けて「だったら1度壊して、新しいものを作っていこう」と、新しいRAMPAGEをステージで見せる決意を語った。
「100degrees」では川村壱馬(28)のラップパートを追加し、終盤にはパフォーマー13人がそれぞれソロダンスを披露するなど、個々の”リニューアル”したパフォーマンスを随所で披露。「みなさんが入ってようやく完成するライブなので、みなさんの反応がすごく楽しみ」と語っていたが、熱さと力強さが増した16人に、ファンも大いに盛り上がった。
同ツアーは、この日発表されたホールでの追加公演15公演を含め、全国25都市で35公演を開催。11月1日の沖縄公演までの8カ月間、全国にRAMPAGEの巣を張り巡らせる。【野見山拓樹】