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みのもんたさんが闘病「パーキンソン病」とは…モハメド・アリ、マイケル・J・フォックスも


著名なキャスターであるみのもんたさん(本名:御法川法男)が1日に80歳で死去した。みのもんたさんは2019年にパーキンソン病と診断され、闘病を続けていた。パーキンソン病は中脳のドパミン神経細胞が減少し、運動調節に影響を及ぼす病気であり、アルツハイマー型認知症に次いで多い神経変性疾患である。また、多くの著名人もこの病に苦しみ、元ボクシングチャンピオンのモハメド・アリさんや俳優マイケル・J・フォックスさんがその例である。特にフォックスさんは自身の経験を通じて、パーキンソン病の治療法研究や患者支援を推進している。

みのもんたさん(20年2月撮影)

キャスターみのもんた(本名・御法川法男=みのりかわ・のりお)さんが1日、死去したことが分かった。80歳。

19年には国指定の難病であるパーキンソン病と診断され、闘病していた。

パーキンソン病は中脳の黒質にあるドパミン神経細胞が何らかの原因で少なくなり、身体の運動の調節などに関係しているドパミンという物質が不足することにより発症する。1817年にイギリス人外科医のジェームス・パーキンソンが初めて報告し、その名前にちなんでパーキンソン病と呼ばれるようになった。パーキンソン病はアルツハイマー型認知症に次いで頻度の高い神経変性疾患で、運動の不調をきたす神経変性疾患としては最も多い。

ボクシングの元世界ヘビー級チャンピオンのモハメド・アリさんは30年以上にわたって闘病。1996年のアトランタ五輪開会式では、震えが止まらない両手で何とか聖火を点灯する姿が感動を呼んだ。16年6月3日に敗血症により、74歳で亡くなった。

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」主演で知られる米俳優マイケル・J・フォックス(63)は30代でパーキンソン病を発症。その後は、講演活動などを通じて、患者の支援や治療法の研究を後押ししている。

「ザ・フォーク・クルセダーズ」のメンバー、はしだのりひこさんは17年12月にパーキンソン病で亡くなった。

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