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フジ清水賢治社長、中居正広氏トラブル被害者への対応不適切と認める 起用継続も不適切と謝罪


清水賢治社長は、中居正広氏の女性トラブル対応が不適切であったとして謝罪しました。同社は適切な事実調査を行わずに中居氏を起用し続けたと認識しています。CM差し替え社数も激減しています。

会見に臨むフジテレビ清水賢治社長(撮影・宮地輝)

清水賢治社長(64)は、自身が本部長を務める「再生・改革プロジェクト」の進捗(しんちょく)を説明した。

その中で、中居正広氏(52)の女性トラブルの被害者について「被害を申告したご本人から相談を受けていたにもかかわらず、会社として適切な対応を取ることができなかったと認識」と対応が不適切だったと認めた。23年6月のトラブル発生後も中居氏の起用を続けたことも「コンプライアンスガイドラインに則った措置がなされず適切な報告、事実調査を行うことなく起用を続けたことは不適切な判断」と謝罪した。

また、1月にACジャパンのCMに差し替えた企業は311社と明らかにした。例年、400社以上の企業と契約する2月も、25日現在で取引企業は72社と激減したままだが、4月改編の番組については「ドラマは、スタートできる状態と聞いている。支障が出ていることはない」とした。

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