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大阪出身の3人組ボーカルユニット・ベリーグッドマンが27日、大阪市内で約2年ぶりとなる新アルバム「サンキュー」(26日リリース)を引っ提げての全国ツアー「“サンキュー” TOUR 2025」の取材会を行った。
結成10周年を迎えた23年には、念願だった阪神甲子園球場でのワンマンライブを成功させた。大きな目標を達成したボーカル・ギター・トランペットのROVER(36)は「甲子園という場所に人が集まったことで、確固たるベリーグッドマンというチームができた」。聖地・甲子園でスタッフ、ファン、すべてが1つとなり、“チーム・ベリーグッドマン”として5年後、10年後も成長し続けていける自信をつかんだというROVERは「むちゃくちゃ、良いこといいますね」と自分にツッコみを入れ、照れた。
新たな目標もできた。大きな会場でのビッグイベントを目指す。「“サンキュー” TOUR-」は4月12日の枚方総合文化芸術センターからスタートし、全国20都市で22公演を行う。
4月20日の東京・昭和女子大人見記念講堂でのライブで「大きな発表をみなさんの前でしたい」とXデーを明かし、「東京を攻める。関東にベリーグッドマンをとどろかせたい。関東のみなさんにさらに愛してもらえるような大きなステージをつくりたい」と意気込んだ。
ボーカルMOCA(36)は新アルバムについて「甲子園が終わってから今日にいたるまでの最新曲を詰め込んだ。1曲1曲と向き合った。いままでメンバーとぶつかり合うことはなかったけど『オレら、本当にこれでいいんのか』とぶつかる瞬間もあった」。同じ方向を向きながら、お互いが確かめ合いながら成長できたと明かし、「ベスト感がある1枚になった」と自信をのぞかせた。