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<第31回SAG(全米映画俳優組合)賞授賞式>◇23日(日本時間24日)◇米ロサンゼルス・シュライン・オーディトリアム
テレビ部門で最多5部門にノミネートされた「SHOGUN 将軍」で制作も務めた、真田広之(64)が男優賞(ドラマシリーズ)を受賞した。日本人初の快挙となった。戦国最強の武将・吉井虎永を演じた演技が評価された。
最多18冠を獲得した24年9月の第76回エミー賞、今年1月の第82回ゴールデングローブ賞、そして第30回クリティックス・チョイス・アワード(放送映画批評家協会賞)主演男優賞に次ぐ、受賞となった。悪名高い野心家で虎長の側近・柏木矢部を演じ、1月の第82回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門で日本人初の助演男優賞を受賞した、浅野忠信(51)との戦いを制した。
真田は「本当にありがとう。私は真田広之、俳優です。ここにいることが誇らしい、ノミネートだけでも、素晴らしいことだった。全ての俳優、キャストに感謝…誇りです。私は日本で役者を学び、20年前に米国にきました。私は幸運な俳優であり、制作者です」などとスピーチした。