
歌手和田アキ子(74)は22日、MCを務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(土曜午前11時)に生出演し、先日、自宅に不審な電話がかかってきたことを明かした。
和田は、最近の自身の日常に関する話題の中で「お年寄りが詐欺に遭うというニュースがあって、私はそういうのは『留守電にしていればいい』と言っていた。電話に出なくてすむし」と述べた後、自宅の電話に言及。「私は、携帯を側に置いていても(着信に)気付かないことがあるから、家にかかってくる。それは(相手が)分かるんです。マネジャーかだんなか弟。(留守電の)ガイダンスが流れている間に、向こうがもしもしと言えば、私も、もしもしと言う」と、自宅にいる時の連絡の方法について語った。
その上で「先日、気がつかない時に(自宅の電話に)留守電が入っていた。用事がないのに、と思ってボタンを押したら、女性の声で『ガイダンスを…』とか言っていて、何かの未払いのため、電話がつながらなくなりますと。『ご不明な点があれば9を押してください』と言っていた」と、覚えの内容の留守電が入っていたと明かした。
和田は「これは詐欺だと思って、消した。本当(の連絡)ならごめんなさいね」と言いつつ「どこかの関係者なら…。でも、9を押していたら、私の電話番号がわかるといやだから」などと、慎重に対応したとも述べた。
また、昨年末のテレビ番組で、特殊詐欺被害に遭った経験を明かしたバイオリニストの高嶋ちさ子に触れ「高嶋ちさ子さんも、えらい詐欺にあったらしいの。巧妙にできていて、カードが使われていて、警察も出てきたり…」と述べ「留守電だから安心していてはだめということ。とにもかくにも、何番を押せとか、電話が使えなくなるとかいうのは、おかしい。定期的に(電話料金は)払うようになっているんだから」と、リスナーに注意を呼びかけた。