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お笑いタレント小島よしお(44)が19日放送のNHK総合「ファミリーヒストリー」(午後7時57分)に出演。自身のルーツに迫った。
母智恵さんは沖縄県久米島で生まれ育った。智恵さんは18年前、母の介護を理由に久米島に戻った。現在は料理店を営んでいる。よしおにとっての母方の高祖父にあたる新垣加那さんは1839年生まれ。当時の資料から「頓知に富み、短気で久米島中で名前を知られた人」だったという。
加那さんの孫として生まれたのが、よしおにとって母方の祖父にあたる敏一(びんいち)さんだった。敏一さんは人を笑わせるのが得意で、集落の人気者だったという。二十歳になった敏一さんは陸軍に召集。復員後は農業に従事し、その後結婚し長女が生まれた。
だが、その2年後に再び召集を受けた。マラリアを発症しながらも耐えて終戦。久米島に戻った。
その敏一さんから生まれた智恵さんは高校を卒業後に上京。看護師のアルバイトとして働いていた。
VTRが終わると、よしおは「沖縄のおじいちゃんの若い時の頃を知らなかった。明るい…僕の中では寡黙なイメージだったんですけど、あんなに明るい人だったんだ」と驚いていた。マラリアを乗り越えた敏一さんに対し「生き残ってなかったら僕はいないわけですし。奇跡的にいるんだなっていうのを感じます」とコメントした。