SKE48末永桜花（22）が18日、岡谷鋼機名古屋公会堂で「末永桜花卒業コンサート～おーちゃんのこと好きになっちゃった～」を開催した。
トレンドマークのツインテールでステージに登場。「たくさん盛り上がっていきましょう！」と叫び、「最強ツインテール」で元気いっぱいに幕開け。続けて「キスだって左利き」「重力シンパシー」「単推しシンドローム」を披露し、会場には愛称の「おーちゃん」コールが響き渡った。
最初のMCで相川暖花が「（末永が）円陣の時に『みんなのことが大好き』って言いながら泣いてた！」と暴露。末永は「今日涙腺がおかしいの…。みんなの顔見たら泣いちゃう！」と涙を見せた。
劇場公演での思い出のユニット曲を披露後、卒業生の片岡成美、一色嶺奈が登場。卒業後も変わらず仲良しだという2人と「友達じゃないか？」をパフォーマンスした。
仕事の都合により出演できなかった卒業生の上村亜柚香から末永へコメントが届き、会場が感動の雰囲気に包まれると、「私のこと忘れてない？」と昨年9月に卒業した水野愛理が登場。現役メンバーとともにユニット「プリマステラ」として、「雨のち奇跡的に晴れ」「電線は消えても」を披露した。また、卒業生の柴田阿弥は白いワンピース姿で登場。会場は大きな歓声に包まれ、末永と2人で「愛の意味を考えてみた」を歌唱した。
アンコールで末永はピンクのドレス姿で登場。ソロで「桜の花びらたち」を披露した。スピーチでは「振り返ってみると恵まれたスタートは切れなかったけど、目の前のことに一生懸命活動していくうちに、ファンの方に支えられて…」と、涙をこらえながら話した。「温かい声があったからアイドルを続けることができました」とし、最後は「とにかく言いたいことは、ファンの皆さんが大好きです！」と伝えた。
最後はファンへの感謝の気持ちをこめた「あなたへ」と披露。歌詞に気持ちをのせ、すがすがしい笑顔で歌い切った。アンコール含め全26曲を披露し、アイドル人生の集大成を飾った。
末永は14年、SKE48の7期研究生としてオーディションに合格。23年のシングル「好きになっちゃった」で初センターを務め、続く24年の「愛のホログラム」で2作連続のセンターを務めるなど、中心メンバーとして活躍した。
