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西田敏行さん「映画が『事実』を超えて『真実』に」 笠井信輔アナが撮影時の行動に敬意を表する


2023年10月に亡くなった俳優、西田敏行さんのお別れの会が東京で行われ、フリーアナウンサーの笠井信輔さんがブログで西田さんとの思い出を振り返りました。特に、西田さんが2011年の映画『遺体 明日への十日間』で見せた行動に深く感銘を受けたことを語っています。西田さんは震災を背景に民生委員を演じその際に、故人への尊重として靴を脱いで演技に臨みました。この行動は西田さん独自のアイディアであり、実際にモデルとなった人物も同じことをしたかったと語っています。笠井さんは西田さんの誠実さを称賛し、涙ながらにその冥福を祈りました。

笠井信輔(2024年12月撮影)

昨年10月に76歳で亡くなった俳優西田敏行さんのお別れの会が18日、東京・増上寺で行われ、フリーアナウンサー笠井信輔(61)が19日にアメーバブログを更新し、西田さんへの思い出をつづった。

笠井アナは「西田敏行さんのお別れ会が昨日行われました 温かな微笑みの素敵なご遺影 本当に、たくさんの方が訪れていました」と西田さんの遺影を投稿した。

続けて「福島出身の西田さんが東日本大震災以降、どれだけ地元に寄り添っていたか、舞台の楽屋や映画のインタビューなどで、お話を聞かせていただいていました あれは12年前、映画『遺体 明日への十日間』主演の西田さんは、東日本大震災の遺体安置所で、ご遺体に寄り添う民生委員・相葉さん役でした」とつづった。

さらに「映画の中で、西田さんは冷たい床の体育館のなかに入る時あの寒さの中、靴を脱いで『裸足』で作業をしていました 当時現場は、むしろ靴を履くのが当たり前でした 『ありえない』私は西田さんに聞きました すると西田さんは『台本にも原作にもなかったんです。私が『靴を脱がせてほしい』と監督に頼んだんですよ』 ご遺体に寄り添うには、自分はここで土足ではいけないと西田さん」と「遺体 明日への十日間」撮影時のエピソードを明かした。

「西田さんのモデルとなったご本人に映画の感想を聞くと『西田さんが靴を脱いでいましたね。実は、私も、ああしたかったんです。それを西田さんがやってくださった』この映画が『事実』を超えて『真実』に迫った瞬間でした」と西田さんの行動を称賛し「そこから私は涙でうまく話を続けることが出来ませんでした 本当に素敵な方でした 改めて西田敏行さんのご冥福をお祈りします @作品映像は全て『遺体、明日への十日間』より」と西田さんの冥福を祈った。

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