摂食障害を公表している女優の遠野なぎこ（45）が18日までにインスタグラムを更新。心身の不調に苦しむ様子をつづり、ファンから心配の声が相次いでいる。
遠野は16日、数日間更新がストップしていたことをわびるとともに「生きてます」と報告。「日々必死だし、日によっては不安に負けそうになりそうになる事もあるけれど。逃げないし、負けないし、闘います。詳しく書けなくてごめんね。いつか、完全に自分を取り戻した時にこの日々を皆さんと一緒に力強く振り返りたいです」と意味深長につづっていた。
その後の投稿では、自身の摂食障害の症状について「食べられないんです。本当に。食欲が湧かず、様々な事への意欲まで奪われるのです。だけど、そこに心身を委ねてしまうとたった1日や2日で数キロ落ちてしまいます。それからが地獄。フラフラするとかのレベルじゃありません。人間の当たり前とされる機能全てが次々と破壊されていきます」と説明。「本当に怖い病気です。気力も、体力も、生きようとする力も全て奪おうとする“悪魔”」とした上で「私は闘うけれど。負けないように、踏ん張るけれど。人生、一度でもいいから幸せに浸ってみたいから」と前向きな思いをつづった。
しかしこの日は「どうしてこんなに苦しまなくてはいけないのでしょうか。なるべく他人に迷惑をかけず、なるべく自分で自分を支えてきたつもりなのに…」と吐露。続く投稿では、ダイエット目的で嘔吐（おうと）を繰り返すことで摂食障害につながる例もあるとし「お願いだから、やめて。こんな地獄を味わってほしくない。お願いだから、お願いだからやめて下さい。“こっちの世界”に来てはいけない」と呼びかけた。
