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歌舞伎俳優の市川門之助、閉場中である国立劇場でのファッションショーに憤り「腹立たしさを感じています」


歌舞伎俳優の市川門之助は、建て替え中の国立劇場で行われたファッションショーに対して疑問を呈しました。彼は、伝統芸能の重要な拠点である国立劇場が閉場中であるにもかかわらず、何故ファッションショーが開催されたのか理解に苦しむと述べています。市川は、観客を入れファッションショーが可能なら、舞台機構を使わずにできる公演もあるはずであると指摘しました。さらに、市川は国立劇場を運営する組織に対し、伝統文化への配慮を求める考えを示しました。国立劇場は、老朽化とバリアフリー化のために再建が決定し、一時的に閉場されています。

市川門之助(2013年1月撮影)

歌舞伎俳優の市川門之助(65)が18日までに公式ブログを更新。建て替え中のため閉場している国立劇場でファッションショーが行われた事実に疑問を呈した。

市川は「内外から400名の観客を入れて某ブランドのファッションショーが行われたそうです 伝統芸能の殿堂である国立劇場の建て替えが決まって、1年以上 しかし建築費の高騰などの理由で一向に、建て替えプランが進んでいません 舞台機構の心臓部や空調、配管など施設の老朽化で建て替えなければいけないことは致し方ないこととして、閉場しているのになぜファッションショーをやっているのでしょう?」と閉場中である国立劇場でのショー開催を疑問視した。

「お客様を入れてファッションショーができるなら、せりなどの舞台機構を使わずにできる公演もあるはずです これが伝統芸能の殿堂の末路なのか…」と現状を嘆き「せめて劇場の最後の瞬間まで、公演する側に劇場としての老朽化を承知した上、またお客様にもご承知いただいた上で伝統芸能の殿堂としての役割を全うさせてもらえないのでしょうか?どのような背景で決まったのかは存じませんが、伝統芸能に関係のない1ブランドのファッションショーを藪から棒に開催したニュースに流石に腹立たしさを感じています」と怒りを示した。

また「国立劇場を運営する独立行政法人日本芸術文化振興会に対しては、もう少し伝統文化への深い理解と配慮を求めたいと思います」と思いをつづった。

国立劇場は老朽化対応とバリアフリー化のために建て替えが決定し、23年10月末をもって閉場。再開場までの間、伝統芸能の保存と振興の拠点、日本の文化芸術の魅力を世界に発信する文化観光の拠点とすることを目指す、としている。

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