日本テレビは17日、都内の同局で定例会見を行い、福田博之社長が、女性とのトラブルなどで引退した中居正広氏の問題に関し、女性アナウンサーらの会食参加についての私見を述べた。
中居正広の女性トラブルに社員が関与したなどと報じられたフジテレビが会見を行うなどする事態に発展しており、トラブルの発端にはテレビ局関係者らと女性アナウンサーを交えた会食も背景にあったとされている。福田社長はこうした会食参加について「参加自体を否定することはありません。あるべき形で楽しい会食になるよう、同行する人間が一番考えなければならないのではないかなと思います」と話した。
社内ではあらためてヒアリング調査も行い、14日には結果を公表。今回は緊急実施のため対象人数を絞っており、女子アナには対面でヒアリングを行ったといい「性的接触を伴う不適切な会食」などはなかったとした。今後あらためて匿名での追加アンケートなども行っていくという。
中居氏は日テレ系「ザ！世界仰天ニュース」などにも出演していた。福田社長は「こういう形で引退されたわけですから、番組出演はかなうものでもないですし、もう一度出てほしいとお伝えするつもりはないですけど、長い間頑張っていただきましたので、それに関する感謝の気持ちはストレートに伝えたいと思います」と話した。
