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女性10人組アイドルグループの高嶺のなでしこが14日、東京・国立代々木競技場第二体育館で「高嶺のなでしこ ワンマンライブ 2025 ~Cute for life~」を開催した。
グループ最大規模のライブで、3000人を動員。同会場でセンターステージ形式でライブを開催した初の女性アイドルグループとなった。
バレンタインデーの夜。ファンの大歓声に全力で応えた。360度から放たれるペンライトの光を見渡し、橋本桃呼(21)は「幸せなバレンタインデーにしようね!」。春野莉々(21)は「たかねこからのバレンタインプレゼント、受け取って!」と呼びかけた。「初恋のひと。」「美しく生きろ」「ファンサ」など22曲を披露。キャプテンの籾山ひめり(20)は「すごく幸せなバレンタインの思い出を作ることができました」と感謝した。
アンコールでは、9月に千葉・幕張メッセで単独ライブを開催することがサプライズ発表された。収容人数は9000人と明かされ、客席からは悲鳴に近い歓声が上がった。
メンバーも突然の発表に驚きを隠せず、籾山は「もう何も言えないみたいな感じになっちゃった。今日が最大の挑戦だと思っていたんですけど、まだあったみたい」。それでも「みんなとなら乗り越えられるような気がしている。みなさんもぜひ会場に来ていただけたらうれしいです」と次の大きなステージを見据えた。