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8日にカナダのバンクーバー/ウィスラーで開幕した英国のヘンリー王子(40)が立ち上げた負傷兵士らのための国際スポーツ大会インビクタスゲームに出席していた妻メーガン妃(43)が12日、王子を残してプライベートジェット機で単身米カリフォルニア州モンテシートの自宅に戻ったことが分かった。昨年9月から単独行動が続いていた夫妻が久しぶりに公の場にそろって姿を見せ、7日の歓迎レセプションではスピーチした妃が壇上で王子とキスを披露するなどラブラブぶりが話題を呼んでいた。
妃はインスタグラムのストーリーで「子どもたちにカナダとインビクタスゲームのテイストを!」とつづり、自宅で撮影したアーチー王子(5)とリリベット王女(3)へのお土産の写真を公開。キッチンカウンターの上に置かれた果物が入ったバケツや窓の外に見える庭の景色など自宅の様子も一部チラ見せしつつ、クマの手の形をしたチョコレートなどカナダのお菓子や2人の名前が入ったナイジェリアチームから贈られた緑色の特製ジャージーなどを披露した。
「自宅から応援する」とのコメントも添えていることから、16日の閉幕まで現地に残る王子が1人で大会をサポートすると見られている。妃が途中で自宅に戻った理由は不明だが、王子はピープル誌のインタビューで「妻がここにいて私を応援してくれるのは素晴らしいこと。そばにいてくれることがとてもうれしい」と語っていた。
夫婦仲の危機も叫ばれていた2人だが、そんなうわさを吹き飛ばすように現地では体を寄せ合って観戦したり、開会式でもキスを交わすなどしていた。メーガン妃は閉会式も欠席する見通しだと伝えられている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)