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上原さくら「何度も辛い思いをするかなと思った」 認知症の母に言えない、辛い出来事を告白


タレントの上原さくらが、自身のブログで昨年亡くなった大好きな伯母について思い出を語りました。上原は、母が認知症であることを理由に、伯母の死を伝えていないことを明かし、その理由を詳述しています。母が伯母の不在を知れば何度も悲しい思いをさせる可能性が高く、家族で相談し伝えないことにしたと述べました。伯母が自身と弟にとって母以上に特別だったこと、そして唯一の姉妹としてのつながりから、母が伯母の死を知らず安らかに時を過ごすことを選んだ心情を綴っています。

上原さくら(10年1月撮影)

タレントの上原さくら(47)が12日までに公式ブログを更新。「母に言えないこと」を告白した。

上原は「母に言えないこと」と題し「今日は私が大好きな伯母の誕生日です。生きていたら98歳かな。伯母は、去年の今ごろ亡くなったんだそうです。亡くなった事は数ヶ月経ってから知り、それもとても悲しかったです…。すぐに知らせてもらえなかったのは何故なのか、聞くのも遠慮してしまう、ひと言では説明出来ない事情があります…。私も弟も、子供の頃は『母よりも伯母が好き』くらいのレベルで、とても頻繁に伯母の家で過ごし、散々甘えさせてもらったので、長生きをしたといっても、やはりもうこの世に伯母がいないことが寂しいです」と昨年亡くなった伯母の思い出をつづった。

続けて「そして私の母。認知症になり、去年の秋からは老人ホームでお世話になっていますが、その母がおばは元気かしらね。さくら、悪いけどさ、時間があったら行ってあげてくれる? と、時々言うんです。母は伯母が亡くなったこと、知らないんです。私と弟で『言わないでおこう』と決めました。きっと1度教えてもすぐに忘れるから何度も聞いてくるし、そうすると、何度も何度も『亡くなったよ』と言わなきゃいけなくて、私たちも母も、何度も辛い思いをするかなと思ったからです」と伯母の死を母に伝えていないとし、その理由を説明した。

「母は昭和の始めの方生まれでは少し珍しく、2人姉妹なんです。だから、たった1人の姉がもういないのは悲しすぎて、生きる気力が減ってしまいそうで…。あ、すみません、別に母に『なんでもいいから長生きしてね』とは思ってないんですが だけど、高齢の母が悲しむのは可哀想だと思ってしまいます。伯母は母より11際年上なので、寿命の順番は正しいのですけどね。そんな感じで。今日は朝から伯母を思い出しながら過ごしています」と胸の内を明かした。

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