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「金髪記者」がフジ会見で感じた違和感、清水新社長の就任経緯「全社員で考える問題」と指摘


フジテレビは「フジテレビ批評」で、中居正広氏の女性トラブルに関与した社員についての記者会見を取り上げた。視聴者から7405件の意見が寄せられ、番組はそれらを「中居氏の起用」「日枝久相談役の不在」「会見の長さ」の3つのテーマにまとめ、フジテレビの責任を検証した。「The HEADLINE」編集長の石田健氏は、日枝氏に問題の責任を押し付けるのは不適切と指摘し、日本全体の問題として考えるべきと主張。また、清水賢治新社長の選任プロセスの不透明さについて、ガバナンスやコンプライアンスの観点から問題を指摘。石田氏は会見での冷静な立ち回りが評価され、「金髪記者」として話題に。

石田健氏のインスタグラムから

フジテレビは1日放送の同局系「フジテレビ批評」(土曜午前5時半)で、中居正広氏(52)の女性トラブルに同局社員が関与していたと報じられたことをめぐり、先月27日に開催し約10時間半に及んだ記者会見を番組で取り扱った。

番組冒頭、会見について視聴者から寄せられた意見は7405件(1月16日~同31日午前5時)と公表。渡辺和洋アナ(48)が「本日は予定を変更して、中居氏と女性とのトラブルをめぐるフジテレビの対応が社会、メディア界に及ぼした影響、そしてフジテレビが負うべき責任を検証します」と切り出した。

番組は視聴者から寄せられた意見の中から「中居氏を番組に起用し続けたことについて」「日枝久相談役の不在と報道機関としての説明責任」「10時間会見を放送し続けたことの是非」の3テーマに集約。「The HEADLINE」編集長の石田健氏は日枝久相談役の不在に対し「もちろん会見に出席しないよりは出席した方がいいとは思うんですが、日枝氏のみに問題を着せるのは違うとは思っていて。もちろん影響力を持ち続ける、あるいはそこに忖度(そんたく)する構造はあると思うんですが、他局でも似たような面はありますよね」と切り出した。

続けて「これは日本社会全体もそうで、例えば政治家でいえば、麻生(太郎)氏がずっとポジションについている。明らかにおかしいわけですよね。こういった話をもっとフェアにした上で、誰が責任があるかっていうのをフラットに考える必要がある」とした。

また、清水賢治新社長への決定についても語った。「印象的だったのが、会見の中で清水氏が(新社長に)なぜ選ばれたんですかと。合議で決めたからですという説明になってない説明がなされた。本来、ガバナンスの問題です、人権の問題です、コンプライアンスの問題ですというなれば、そこに理解のある、そこに何か変化を及ぼしてくれるリーダーが選ばれる、これが正当なコンプライアンスの流れなわけですよね。だけどここに関しての理由が全くなく、ブラックボックスで決めたからですと、これは経営陣に限らず、全社員で考えていく問題です」と投げかけた。

石田氏は同会見の質問時に「同意があったか不同意だったかに関しては、女性側の二次加害になってしまう可能性がある」などと投げかけ、冷静な立ち回りがネット上で高評価。「金髪記者」として話題を集めた。

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