一昨年7月から病気療養中で、昨年8月末でフジテレビを退社した元アナウンサーの渡邊渚さん(27)の初フォトエッセー「透明を満たす」(講談社)が29日、発売された。都内の大手書店ではラッピングされ、表紙が見えるような形で本棚に陳列されていた。
大手ネット通販サイト「amazon」ランキングでは「タレント本(総合)の売れ筋ランキング」で1位発進。発売初日から好スタートを決めている。
初のフォトエッセーは5万字超のオール書き下ろしと、80ページにわたるグラビア撮り下ろしで構成されている。帯には「病や逆境があったって、私は人生を諦めない」とあり、「まえがき」には、渡邊さんが本書を執筆した理由が書かれている。
慶大卒の渡邊さんは20年にフジテレビに入社。アナウンサーとして「めざましテレビ」や「ぽかぽか」などの人気番組を担当していたが、23年7月から体調不良で療養。病名は公表していなかったが、昨年10月1日の投稿で、PTSDを患っていたことを公表。今年2月から公式ホームページと公式メンバーシップ「Lighthouse」開設する。