社会学者の古市憲寿氏(40)が28日、X(旧ツイッター)を更新。フジテレビ社員が中居正広氏(52)の女性トラブルに関与していたと報じた週刊文春に対して、言及した。
週刊文春は一連の報道をめぐり、文章を訂正している。訂正の文章で「【訂正】本記事(12月26日発売号掲載)では事件当日の会食について『X子さんはフジ編成幹部A氏に誘われた』としていましたが、その後の取材により『X子さんは中居に誘われた』『A氏がセッティングしている会の“延長”と認識していた』ということがわかりました。お詫びして訂正いたします」と謝罪。「また、続報の#2記事(1月8日発売号掲載)以降はその後の取材成果を踏まえた内容を報じています」とした。
古市氏は「昔は『所詮、週刊誌の記事だから』という受け止め方もありました。だけど『週刊文春』が媒体として、日本社会を動かす力を持ってしまった以上、誤報をこっそりと『修正』するなんて姑息なことは許されないと思います」と訴えた。その上で「いつも他者に求めているように、なぜ間違いが生まれたのか説明する責任がある」とつづった。