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“女子アナ”ルッキズム問題に茂木健一郎氏持論「そういうふうにしているのは世間でしょ?」


脳科学者の茂木健一郎氏が、自身のYouTubeで女子アナウンサーをめぐる社会的ルッキズムについての見解を述べた。茂木氏は、女子アナがルッキズムの影響で選ばれるという風潮を作っているのは世間自身であると指摘し、アイドル的な存在としての女性アナウンサーを批判的に取り上げるネットニュースやスポーツ新聞も反省すべきだと述べた。また、世間の現状が若い女性がメディアを目指す際に、女子アナという枠に縛られてしまう原因になっているとし、安藤優子や国谷裕子のように独立した職業意識を持つアナウンサーが増えることで、女子アナという概念が消えても問題ないとする持論を展開した。

茂木健一郎氏(2019年4月撮影)

脳科学者の茂木健一郎氏(62)が27日、YouTubeチャンネルを更新。「女子アナ」をめぐる「ルッキズム」などの問題に私見を述べた。

茂木氏は、大物アナウンサーが語ったとされる女性アナウンサーの採用をめぐる過去発言を取り上げた記事がネットで拡散され、物議をかもす中、「(女子アナという)そういう存在を作っているのは世間なんじゃないですか?容姿、いわゆるルッキズムでアナウンサーが採用されるみたいなことってことがまことしやかに言われていますけど、そういうふうにしているのは世間でしょ?」と疑問を投げかけた。

自身はこれまで、ニックネームで呼ばれるアイドル的な存在の女性アナと共演してきたが、「1度もその方々のことを“女子アナ”と思って見たことはない」と強調し、「だから世間はかなり悪いと思う。そういうこと前提に記事書いてらっしゃるネットニュースとかスポーツ新聞の方々もこの際、反省なさったらいいんじゃないかと思います」と指摘した。

女性アナをアイドル的存在として見る世間の風潮によって、「女性がメディアを目指す時に、いわゆる女子アナという枠で使われている事象にあわせて行こうって思っちゃうのは仕方がないじゃん。だってそういうふうに世間があるんだから」と推し量り、続けた。

「だから最初から安藤優子さんとか国谷裕子さんみたいに、そういうところ(女子アナ枠)ではないかたちでちゃんと仕事をすることを目指すことを良しとする風潮があったら、いわゆる女子アナという風潮はこの世から消えていくと思うし、日本から女子アナが消えても僕は全然困らないと思う」と持論を展開した。

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