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有吉弘行、デマ拡散された“恐怖”体験「何言ったって決めつけられちゃって…」「心が不安に」


お笑い芸人の有吉弘行が自身のラジオ番組で、ネット上のデマ拡散の怖さについて語った。有吉は真偽不明の情報がSNSで飛び交い、疑いをかけられると何も言えなくなる現代の状況を問題視しました。また、有吉自身も肉離れの診断を受けた際、周囲からアキレス腱断裂と誤解され、訂正しようと試みたが信じてもらえなかった経験を話し、笑いを誘いました。彼は、「デマを受けると心が不安になる」と述べ、診断が「典型的な肉離れ」とされた時の安堵感を語りました。終始ジョークを交えながらも、デマの拡散がもたらす恐ろしさについて率直な思いを吐露しました。

有吉弘行(2019年撮影)

お笑い芸人有吉弘行(50)が26日放送の「JFN系ラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』」(日曜午後8時)に出演。自身に関するデマや真偽不明の情報が拡散される“怖さ”について話した。

有吉は冒頭、「真偽不明の話がネットとかだとデマが飛び交ったりだとか、事情も知らないやつが文句言ったりだとか、知ったかぶりして『こうじゃないか』とか適当なことを言って、またそういう情報を妄信的に信じちゃって事件が大きくなって…」と具体的な名前は出さずに、SNSなどで不確かな情報や臆測が拡散される問題に言及。

「疑いをかけられちゃうともう何にも言えなくなっちゃうというか、何言ったって決めつけられちゃって『違うだろ』と。大変だなと思う」と、拡散されたデマなどが、ひとり歩きしてしまう昨今の風潮を問題視した。

時事問題に切り込むように意味深長に語りだしたが、「それが自分の身に降り掛かるとは思わなかったから、先週、肉離れに…。病院関係者みたいなやつが『アキレス腱(けん)断裂ですね』って言って、おれはアキレス腱痛くないから、触ってあるよって言って、肉離れですよって必死に訴えてるのに、全員が『アキレス腱断裂だろ』って言って。あの時、俺が何を言ったって言葉が届かなかったじゃん、みなさんに」と、自身の“経験談”を明かして笑いを誘った。

しかしそうした“被害”体験について「恐ろしかったですよ」「デマだと思っていても、洪水のようにデマを受けると心が不安になってくる」と率直な思いを吐露。不安に駆られながら整形外科を受診すると「典型的な肉離れ」と診断されたことを明かし、「ふざけんなよ! 肉離れだって言ってんだろ」と声を荒らげながら、「とにかく先週の放送の録音を後で聞いて、メール送ってきたやつらを全員訴えたい」とジョークを交え、話していた。

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