お笑い芸人有吉弘行(50)が26日放送の「JFN系ラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』」(日曜午後8時)に出演。自身に関するデマや真偽不明の情報が拡散される“怖さ”について話した。
有吉は冒頭、「真偽不明の話がネットとかだとデマが飛び交ったりだとか、事情も知らないやつが文句言ったりだとか、知ったかぶりして『こうじゃないか』とか適当なことを言って、またそういう情報を妄信的に信じちゃって事件が大きくなって…」と具体的な名前は出さずに、SNSなどで不確かな情報や臆測が拡散される問題に言及。
「疑いをかけられちゃうともう何にも言えなくなっちゃうというか、何言ったって決めつけられちゃって『違うだろ』と。大変だなと思う」と、拡散されたデマなどが、ひとり歩きしてしまう昨今の風潮を問題視した。
時事問題に切り込むように意味深長に語りだしたが、「それが自分の身に降り掛かるとは思わなかったから、先週、肉離れに…。病院関係者みたいなやつが『アキレス腱(けん)断裂ですね』って言って、おれはアキレス腱痛くないから、触ってあるよって言って、肉離れですよって必死に訴えてるのに、全員が『アキレス腱断裂だろ』って言って。あの時、俺が何を言ったって言葉が届かなかったじゃん、みなさんに」と、自身の“経験談”を明かして笑いを誘った。
しかしそうした“被害”体験について「恐ろしかったですよ」「デマだと思っていても、洪水のようにデマを受けると心が不安になってくる」と率直な思いを吐露。不安に駆られながら整形外科を受診すると「典型的な肉離れ」と診断されたことを明かし、「ふざけんなよ! 肉離れだって言ってんだろ」と声を荒らげながら、「とにかく先週の放送の録音を後で聞いて、メール送ってきたやつらを全員訴えたい」とジョークを交え、話していた。