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橋下徹氏、フジ番組で「報道とプライバシーの関係」整理を求める「ギリギリのところまでは調査」


橋下徹氏は、フジテレビが中居正広氏の女性トラブルに適切に対応すべきだと主張しました。フジテレビはオープン形式の会見を行う予定で、橋下氏はこれが批判を和らげる第一歩だと指摘しました。また、第三者委員会の設置に関しても意見を述べ、日弁連のガイドラインに従う重要性を強調しつつ、委員会に丸投げするだけではなく、フジテレビ自身が方針を示す必要があると訴えました。プライバシーと報道のバランスを取るために、社としての明確な方針の必要性を強調しています。

橋下徹氏(2023年7月撮影)

元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(55)が、フジテレビ系報道番組「日曜報道THE PRIME」の26日の放送で、芸能界を引退した中居正広氏(52)の女性トラブルを発端とした騒動に対する同局の対応などについてコメントした。

番組では同局が27日にあらためて行うオープン形式の会見などを紹介。橋下氏は「報道とプライバシーの問題、フジテレビは責任を持って方針を出すべきです」と切り出すと、「テレビカメラの前で今度、説明をされるということですけど、やっとこれはマイナス、世間から一番批判が多かったところを、何とかこれはマイナスをゼロに戻した、というところだと思います」とした。

また「第三者委員会のところですが、日弁連のガイドラインに従っていなかった。これも批判の対象でした。日弁連のガイドラインの趣旨に基づいて第三者委員会を作る、ということで、これもひとつ、マイナスのところがゼロに戻った所だと思います」と指摘。「僕は日弁連のガイドラインについてはいろいろ問題がある、という持論ですけど、ただ世間の信用を得るためには、日弁連のガイドラインに従って、独立性をもった第三者委員会にするということが重要」と述べた。

橋下氏はその上で「ただ問題は、第三者委員会にすべて丸投げしてしまって、お任せしてしまって、後はフジテレビは何もしゃべりません、何も言えません、以後は第三者委員会にすべてお任せします、という姿勢は、僕は違うと思うんです」と言及。「というのは、今回の案件は、非常に難しい調査になるんです。女性側のプライバシー、人権というものを守っていくとなると、調査が、そこができなくなってしまう、報道もできなくなってしまう、ということにもなりかねません。ですからこれは社としてしっかり、報道とプライバシーの関係を整理をして、女性のプライバシーは守る、人権は守るんだけども、でも報道機関として、真相解明に向かって、ギリギリのところまでは調査をしながら報道していく、ということを、しっかり第三者委員会に社の方針を伝えないと、第三者委員会も迷うと思う」と話した。

続けて「経験豊富な弁護士ですからしっかり調査されると思うんですが、社の方針がなければ、場合によってはプライバシーで何も報道できません、みたいなことになってしまうので、そうならないように、社が責任をもって方針を示すべき」と強調した。

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